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食中毒に注意

069「原因となるもの」を飲食したために、下痢、腹痛、吐き気、嘔吐、発熱などが、起こることを食中毒といいます。食中毒の「原因となるもの」には細菌、ウィルス、自然毒、寄生虫、化学物質などいろいろありますが、このうち、圧倒的に多いのが細菌によるものです。(現在の食中毒の75%は細菌が原因です。)
三大原因細菌は、サルモネラ(食肉、卵、その加工品)、腸炎ビブリオ(魚介類)、カンピロバクター(肉類、主に鶏肉)です。
細菌はどこにでもいて、たとえば、野菜にも肉にも付いています。

子供には、特にサルモネラ、カンピロバクター、ブドウ球菌などによる食中毒が多いとされ、昨年1年間でも食中毒全体で4万人以上の患者さんが報告されています。

参考:東京都健康局食品医薬品安全部食品監視課のホームページ「食品衛生の窓」

とくに梅雨時から夏場、さらに食欲の秋にかけてが細菌性食中毒の発生しやすい時期です。

この細菌性食中毒予防の原則は
「菌をつけない」、「菌を増やさない」、「菌をやっつける」です。
この3つの原則を守れば完全にとは言えませんがかなりの割合で食中毒を防ぐことができるのです。

  1. 菌をつけない
    水は飲料水と同じような安全で清潔なものを使用します。
    食品材料は十分水洗いします。
    手指も調理用具も繰り返し良く洗い、清潔に保ちます。
  2. 菌を増やさない
    生鮮食品は買い物の一番最後にする。
    すぐに冷蔵庫に保存する
    調理後は、速やかに食べることが大切です。
    一般には病原微生物は、10℃以上で病気を引き起こすレベルまで増えて、30℃以上で旺盛に増殖します。
    ですから細菌性食中毒は、高温多湿な初夏から初秋にかけて発生しやすいのです。
    調理後すぐに食べられなかった物は、冷蔵庫でしっかり低温保存しておきましょう。
    冷蔵庫を過信しないことが大切です。
    少しでも怪しいと思ったものは口にしないようにして下さい。 
  3. 菌をやっつける
    多くの生の食品(鶏・牛・豚肉・タマゴ・無殺菌ミルク等)が
    病原微生物に汚染されていても食材の中心部まで完全に加熱して料理すれば、
    病原菌を殺すことができます。
    目安は75℃以上1分以上で、それでほとんどの細菌を殺すことができます。
    沸騰できるものは、沸騰させます。
    調理済み食品は、再加熱を十分に行います。
    食べる直前に熱を通すことによって貯蔵している間に増殖したかもしれない細菌を殺すことができます。
    食中毒にかかったかなと思ったとき
    1.自已判断で安易に下痢止めなどの薬はのまないようにしましょう。
    2.体力の消耗をさけるため寝て安静にしましょう。
    3.水分は、少量に分けてなるべく多く補給します。
    ただし、冷たいものはだめです。
    果汁や炭酸飲料も避けましょう。
    よく水分を取ると下痢をするので飲まないと言う人がいますがまったく逆でして普段より多めに取ることが大事です。
    4.食事はお粥や重湯など柔らかいものをとって下さい。

最後に、症状がなかなか治まらなかったり次第にひどくなるようなときは医療機関にかかりましょう。
普通の大人なら早めに治療すれば食中毒は重症化することはまれですが、
抵抗力の弱い子供や老人の場合、命にかかわることがあります。
食中毒が疑われたら、症状が軽くても受診すると良いでしょう。

安心して美味しいものを食べるためにこれらのことを充分覚えておいて下さい。

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