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過敏性腸症候群とは?

過敏性腸症候群(IBS)は、腸に明らかな病変がないにもかかわらず、腹痛を伴った下痢や便秘が続く病気です。精神的な不安やストレスから、身体機能を調節をしている自律神経が乱れ、腸の運動や分泌機能が過敏になった状態、いわゆる「腸がイライラしている状態」になり、下痢や便秘といった便通異常や腹痛が起こるといわれています。

便通異常で医療機関を受診する患者さんの34%がこの過敏性腸症候群とされており、さらに、病院に行かず、治療を受けていない人たちを含めると、現代の日本には一千数百万~三千万人もの患者さんがいると推定されています。

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以前は20代の女性に多いといわれてきましたが、最近では男性・女性の差がなくなってきています。受験などのストレスの影響か小・中学生にも多くみられるようになり、またリストラ・失業への不安からか中高年層にも増えています。

几帳面で神経質な人、ものごとにこだわりやすい人や、生真面目な人など、ストレスを受けやすい性格の人に多く、仕事や人間関係で悩むことが多いサラリーマンや管理職、定年後の不安を持つ人などがかかりやすいようです。

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self_careの過敏性腸症候群ではないかと思ったら(チェックシート参照)、まず、病院で専門医師の診察を受けてください。血液検査や便潜血検査、内視鏡検査などの検査で腸に異常がないことを確認することが大事です。現在、『IBS治療のガイドライン』が確立されつつあり、症状の程度に応じて、段階的に治療していくことが推奨されています。

最近は下痢と便秘の両方に効果がある人工食物繊維とでもいえる薬や、腸管の運動を整え、不安感をやわらげる良い薬もありますので、気軽にお医者さんに相談しましょう。

 

日常生活の注意点としては、食事様式を含めたライフスタイルの改善が大事です。腸の働きを刺激する脂肪分を控え、腸の蠕(ぜん)動運動を強めるコーヒー、紅茶の飲み過ぎない、不規則な生活をしない、暴飲暴食をしないこと、特に野菜を多めにとり、たくさんの食物繊維をとることは下痢や便秘を和らげるのに効果的です。 

「腸は心の窓」といわれるように、腸は感情に反応しやすい臓器です。あまり心配しすぎないよう『プラス思考』で生活していくことが大事です。また、ストレスは減らすことはできても、完全に無くすことはできません。ストレスと上手につきあい、少しずつ気長に治していくつもりでいくことが大切です。

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